初めての方へ
はじめまして、私は珍品堂の安里仁勝と申します。
珍品堂の創業は約50年になりました。
私は実は2代目で、先代の父から後を継いで9年目になります。
珍品堂50年の歴史の中には大変な苦労がありました。
一番の苦労はなんといっても沖縄の本土復帰でしょう。
それまではアメリカのお菓子が多かった中で
暗中模索しながらのお菓子作りだったのですが、
日本のお菓子がどっと押し寄せて
沖縄のお菓子文化がガラッと変化していったからです。
この時代の珍品堂は豆菓子やあられ等を主に製造していたのですが、
本土の大手メーカーがやってくると
そこと競合し価格競争に巻き込まれてしまうので
結局製造する商品を変えざるを得ない状況でした。
そこで私達は考えました。
これからずっとずっとお菓子を作っていくのであれば、
沖縄に携わり、沖縄のメーカーとしてやっていきたい。
沖縄の文化を大切にし、元気な素材を使い、
お客様からは「とても沖縄が感じられておいしいね」と喜ばれる
そんなお菓子作りがしたい・・・。
そういう想いから、ちんすこうや黒糖を使ったお菓子を製造する
決意をしました。
30年以上も前の話なのですが、
きっかけをたどると改めて時代の流れを感じます。
ただし、私達は伝統文化を守るだけの企業にはならず、新しい味を創造していく
企業にもなるよう常に努力しています。
同じちんすこうでも
伝統的な味はあまり変えず、
食感はサクッとしたままで、
しかもラードがあまり前面に出ず、しつこくない
ように工夫してきました。
同時に黒糖もさまざまな種類を開発してきました。
今も昔もおいしいお菓子にしていくには常に進化していかなければなりません。
食べた方がいつも美味しく感じて飽きのこない味にするためには、
時代に合わせてその味も変化させなければいけない。
それが伝統を守りながら
進化させていく事になると私ども珍品堂は考えます。
琉球の文化と珍品堂の想いがコラボレーションされたお菓子を
みなさま一度ご堪能してはみませんか。
時代の流れに思いを馳せながら食べるとなお一層おいしく感じられると思いますよ。




「スイーツ門中」
